人は人生の最期をどのように迎えたいと考えているのか？
私たちは、いつもそう自分自身に問いかけます。

介護を必要とするお客様には様々な思いがあります。
「本当はずっと家で暮らしたかった」
「できるだけ人のお世話にはなりたくない」
「大切な家族は元気でいるだろうか」


時代やライフスタイルは変われど、そう遠くない将来に最後の時をむかえるお客様の本質的な思いは普遍的であるはず。

空気、ふれあい、景色、食、それらすべてに暖かく守られながら、残りの人生を過ごす場所。
「最後の時までご一緒にいますよ」私たちの原点はいつだってここにあります。
では、迎える私たちがすべきことは？
いい建物、いい介護、いい食事、それだけでは不十分。
お客様一人一人が持つ人生のストーリー、歴史を刻んできた文化や暮らし。
それらを、最後の旅の演出として提供するのが私たちの役割ではないか？
私たちの日々の仕事は、常にそこに向けられた活動へとつながっています。
私たちと共に働くということは『人生というパズルの最後の一片を探すお手伝いをする』ことに他なりません。