秋桜を愛でる亡母の手
2018年10月17日
懐かしく
私の母は19年前 脳梗塞の為半身不随となり4年間の闘病の末 亡くなりました。
最近は日々の生活に追われて忘れがちになりますが、秋桜の花が咲き始めると
10月生まれで秋桜の花が好きだった亡母の事を 胸の詰まる思いで思い出します。
59才という年齢 心臓が少し弱っている為 自宅に帰ることも施設に入ることも叶わず、療養病棟を転々としました。
4年間の闘病生活の中で 医師 看護師 介護士の方々の手厚い医療や介護には家族で本当に感謝したものでした。
母への恩返しと思い仕事を辞めて、病院での介護に努めたつもりでしたが
亡くなり一周忌を迎える頃まで 何も恩返し出来ずに見送ったとい喪失感で復職も出来ずにいました。
そんな特 母がお世話になった病院で介護士の募集の記事が目に止まりました。
大変な仕事ではわかっていましたが、心残りとなった母への恩返しを含め自分のすべき仕事ではないかと思い応募しました。
そうして介護の仕事に携わる事になりました。
そして、義父、実父と見送ったあと義母が体調を崩した時、仕事を辞めて3年間義母の側にいました。
その義母を見送った後の喪失感、やはり介護の仕事に就きたいという思いで今の職場で働かせて頂いてます。
心残りとなった親への感謝の思いをお客様との関わりあいの中でいかせればと思っています。
先日撮ったコスモスの花です。
ようやく秋を感じる季節となってまいりました。
皆様、インフルエンザなどにくれぐれもお気をつけてお過ごしください。